本と映画とぼっち飯

本と映画とひとり飯をまったり語ります

ねことじいちゃん

ねことじいちゃん

公開 2019年
制作 日本
時間 103分
監督 岩合光昭
出演 立川志の輔柴咲コウ柄本佑銀粉蝶小林薫
ストーリー ★★★★★
ほのぼの ★★★★
猫といっしょに逃避しよう ★★★★★

2年前に妻を亡くした70歳の大吉(立川志の輔)は、友人たちに囲まれ、飼い猫のタマの散歩と妻が残したレシピノートの作成が日課の自由気ままな生活を楽しんでいた。だが、親しい友人が亡くなり、自身の体にも変調を覚えた矢先、タマがどこかに行ってしまう。

Yahoo!映画

 

ネコ好きを狙い撃ちしたディープコアな作品

原作はイラストレータねこまきのコミックエッセイ。監督は動物写真家、岩合光昭

ということから想像できる猫に狂った人たち猫に狂った人たちのために贈るネコ映画

小学生のとき、姉に連れられ西村知美主演『ドン松五郎の生活』というイヌ主演の作品を映画館で鑑賞したことがあるが、「これを大画面でみる意味は?」と子供心に思ったことがある。

それと同じ匂いがする作品。

テレビでは動物・子供・ラーメンは一定の視聴率が望めるっつうから猫も同様に一定数のファンを期待したのかな。

まあ定期的にあるよね。こういう動物系癒やし映画。

内容的には映画よりもドラマ向けのように思うけど。

 

立川志の輔師匠ファンです

っていうかなんでこの作品を観ようと思ったかってのは立川志の輔師匠が映画初主演だからですよ。

志の輔師匠は鬼才立川談志が立ち上げた落語立川流に所属する落語家。

ボクの一番好きな落語家さんで日本一寄席のチケットが取れないことでも有名な噺家さんです。

古典から創作まで自在に操り、はじめて落語で爆笑させてもらったことで一気にファンになったのですよ。

そんな師匠の初主演作品っていうだから、そりゃ観ますよ。

観た感想?普通だよ。普通。

 

まあ普通のおじいちゃん演じてるわけだから普通だよね。噺するわけじゃなし。

元々役者もやってらしたので離島で妻に先立たれ、少々寂しいながらも愛猫とともに穏やかに暮らす老人を自然に演じてます。

 

猫島×お一人様×料理、そして豪華な配役

舞台は放し飼いの猫が大量に生息する猫島

さすが猫に関してはこだわりのある監督。スロー描写や愛くるしさを全面に押し出したサービスカットで推してくるがいかんせん猫だけでは場がもたない。いろいろ補強もある

地域は過疎化が進んでいるようだが学校はあるし、ある程度の子供がいる。住民の集まりやイベントもある。なかなか理想的なバランスの島。

自然豊かでご飯も美味しそう。

Dr.コトー診療所のような若い医者(榎本佑)やわざわざ島にカフェを開きにきた女主人(柴咲コウ)、気のおけない漁師の友人(小林薫)、離れて暮らしているが心配してくれる息子(山中崇)と魅力的な住人。

そして、なくなった妻(田中裕子)が残したレシピノート。

ああ、なるほど。これは人生後半戦となったお一人様へ向けた逃避と癒やしの作品なのか。

猫に癒され、美味しいごはんを作り、静かな時間を過ごす。

パッと見は中身がない。だがネコ好きな作者になにか壮大な意味を求めてもしょうがない。中身なんて必要ないが正解の作品。


『ねことじいちゃん』予告編 2月22日公開

 

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