本と映画とぼっち飯

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キョンシー

キョンシー [DVD]

ストーリー ★★★☆☆
ホラー ★★★★☆
キョンシー愛あふれるリブート作品 ★★★★★

 

霊幻道士役のアクションスターとして名を馳せたチン・シュウホウは、今は落ちぶれて妻子からも見放され、死に場所を求めて幽霊が現れるという団地に辿り着く。そこの2442号室に入り首を吊った瞬間、チンに双子姉妹の悪霊が取り憑き、それに気づいた道士ヤウに間一髪で救われる。

代々続く霊幻道士の家系に生まれたヤウだが、時代と共にキョンシーが出現しなくなってからは道士としての仕事を失い、今は安食堂の店主をしていた。

チンは団地内を徘徊する2442号室の元住人フォンと、その息子パクに出会う。フォンは、かつてこの部屋で起きた忌まわしい惨劇の記憶に苛まれていたが、チンと交流することでお互い徐々に心を開いていく。

団地には服の繕いが得意なムイとその夫のトンの老夫婦も静かに暮らしていたが、ある日トンが事故死してしまう。悲しみにくれたムイは、もう一人の道士ガウに夫の蘇りを依頼する。ガウは双子の悪霊の力を使い、トンを復活させることに成功するが、彼は全く制御の効かない凶暴なキョンシーと化していた。

チンはヤウの道術の力を借り、キョンシーと死闘を繰り広げる。

キョンシー (2013年の映画) - Wikipedia

 

あの霊幻道士がリブート!

80年代後半に大流行したアクションホラーコメディー『霊幻道士
当時小学生だったボクも大いにハマったんよ。

90年代生まれにはピンと来ないかもしれないが、学校ではキョンシーごっこが大流行(ローカルネタ) ※わかりやすいのはカプコン「ヴァンパイア」のレイレイ。いやこれも古いな…

キョンシーとは、中国古来の伝承に由来する妖怪でゾンビとバンパイアを足したような存在。死者が蘇って血を求めて人を襲い、噛まれた人間もキョンシーになる。

キョンシーの特徴

  • 死後硬直のため、四肢が満足に動かず、直立不動のまま飛び跳ねて移動する。
  • 人の呼吸を感じて襲いかかってくるので、息を止めることで探知されなくなる
  • もち米が苦手で触ると火傷する。

この妖怪となった死人をコントロールし、羊飼いのように移送する仕事を担うのが道士と呼ばれる拝み屋。つまりこれが『霊幻道士』ってわけ。

キョンシーはこの道士の作ったお札を額に貼られることでコントロールされるのだが、何かの拍子に外れると暴走する。そしてお札を貼り直せばコントロール下に戻る。

さあ!どうだ!面白そうだろう?

  • 移動はジャンプ
  • 息を止めると探知されない
  • お札によってコントロールできる

この辺の制約がエンタメ要素をもりたててくれる。

当時の香港映画でよくあった復数vs復数で相手を素早く入れ替えるテンポの良いアクションにマッチしていて、子どもでも楽しめる怖面白いエンタメ作品であった。

大ヒットにともない亜流シリーズがアジア各国で発生し、台湾で制作された『幽幻道士』は子ども達が主人公ということもあり日本でも受けが良く大ヒット。

テンテンマジカワイイ(*´ω`*)

ガチ怖でリバイバル

そのキョンシーコメディ色一切なしリバイバル
それもそのはずプロデュースは『呪怨』や『富江』で知られる清水崇氏。

バリバリのジャパニーズホラーの恐怖が注入されるじゃねぇか((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

そして注目すべきはキャスト。霊幻道士シリーズ過去作に出演していた役者陣が時を経て再演してる。もうそれだけでリアル世代は震えるぜ(;´Д`)

 

ちょっとだけキャスト陣を紹介させて

ちょっと興奮してるんで霊幻道士シリーズから再演の主要キャストを紹介させてちょうだい。

 

チン・シュウホウ

霊幻道士1作目から出演している常連。ここ数年のリバイバル作品でもでてるね。

1作目から続くシリーズでは道士の弟子的立ち位置で主にアクション担当。

初登場時はトッチャン坊やだったのに、いい感じのダンディズムになりましたな。

今作では昔は霊幻道士役で人気だった役者が落ちぶれて死に場所を求めて登場するという軽く本人ディスってね?という設定。

いや本国では活躍されてらっしゃると思いますよ。知らんけど。

 

アンソニー・チェン

丸メガネが特徴のとぼけた顔。この方も1作目から道士役として常連。

毎作ちょっと脇役でそこそこ見せ場のあるいいポジションにいる空気の読める人

今作も廃業した道士役で出演。キョンシーとの戦いぶりは全盛期を思い出す激しさ(ΦωΦ)

 

リチャード・ン

霊幻道士3 キョンシーの七不思議』で半人前道士として登場。

この方、霊幻道士シリーズよりもサモ・ハン・キンポー監督の『福星』シリーズのほうのイメージが強い。サモハン、ジャッキー、ユンピョウのゴールデントリオの作品ですよ。おすすめは『大福星』ね。

喜劇俳優のイメージだったが今作ではまさかのキョンシー役。パッケージの表紙になってる人ね。

お笑いなしのガチ恐キョンシーをセリフなしで演じてるよ。しかも顔があんまり見えないよ((((;゚Д゚))))

 

ビリー・ロウ

霊幻道士シリーズ初期3部作では外せないお笑い担当

この人の裸芸のおかげで霊幻道士の怖みがマイルドになりヒットにつながったといっても過言ではない。

今作はストーリーにがっつり絡んでくるわけじゃないけど、いるだけで嬉しいのよ♪

 

ストーリー展開も過去作のオマージュに溢れていて、キョンシーが生まれるプロセスから、間に女幽霊騒ぎを挟み、キョンシーとの全面対決に至る。

アクションも往年を彷彿とさせるお札、糸や剣を使った切れのあるクンフー、そして指を食い破って血で印を結ぶ道士特有の動き、どれも原作を大事にした心意気が見て取れ胸熱なのよ(泣)
ただコメディ要素がないので展開がガチ怖い^^;

日本ホラーの独特な空気感を取り入れ、VFX技術をふんだんに使った新生キョンシー

30代男子元中二病患者にはうってつけの作品。

 

 

ラストの落ちは意見が分かれそうだけど、細けぇこたいいんだよ(゚∀゚)


映画『キョンシー』予告編

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