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最小限主義。「大きい」から「小さい」へ モノを捨て、はじまる“ミニマリズム"の暮らし:沼畑直樹

最小限主義。 「大きい」から「小さい」へ モノを捨て、はじまる“ミニマリズム"の暮らし

モノも、仕事も、人間関係も最小限でいい―部屋を片付け、モノを捨て、減らす。キレイになった部屋で考える。さて、次は何を減らそう?最小限主義=ミニマリズムで「ぜんぶ」減らしていくと、日々は静かで美しく、より日本人的に変わっていった…。日本人が幸せになれる、ミニマリズム幸福論!

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ミニマリストの先駆けとなった一冊

実は何年も前に手に入れていたが、最近読み返してまた感銘を受けたのでちょっと感想をば。

一生で2回以上読む本ってそんなに多くないと思うけど、この本はその中の1冊。

佐々木典士氏の『ぼくたちにもうモノは必要ない』と同じ時期に購入したが、こちらもよく再読してる。

Minimal&ism」というサイトを佐々木氏と共同運営していることはミニマリストの中でも有名ね。

佐々木氏は、ミニマリズムについてモノに焦点を当てているが、沼畑さんはどちらかといえばメンタル的な要素の比重が大きい。

そのため文章が詩的で読んでいて心地がよい。

最初の章が「音」のミニマリズムである。なんとも素敵。

実践的なのは佐々木氏。マインドを形作りやすいのは沼畑氏と感じている。

 

作法は「ミニマリズム」から生まれる
”音”のミニマリズム

2歳の娘の昼寝を邪魔したくないと音を極力小さくすると、自然と動きがスローになった。

静かで穏やかな動きはやがて日本の伝統、作法のように美しいものへと行き着く。

ただ静かに過ごすを意識するだけで、行動が美しくなるというのは納得。

 

習慣を作る
”埃”のミニマリズム

掃除は誰でも嫌なもの。めんどくさいし疲れる。

でも断捨離はスッキリして楽しい。

そうか。埃を断捨離すると考えればよい。

毎日『埃』を断捨離すれば一日一捨ですな。

 

「なんでもない自分」になる
”個性”のミニマリズム

一億総個性社会。個性がないのは人間じゃないみたいな、個性尊重が当たり前の世の中だが、人によっては生きやすい時代になってきたが個性って出さなきゃダメなの…となっている人もいると思う。

SNS俺変わってるっしょアッピール俺こんな友達いまーすアッピール…疲れる…

何者でもない自分ってほんとう楽だと思う。

 

ミニマリストに興味のある方の必読本

ボクがモノを減らすきっかけになったのは、佐々木典士氏の『ぼくたちに、もうモノは必要ない。

ここからミニマリズムに目覚め、その後にこの沼畑直樹氏の『最小限主義。』を読み、モノを減らしたのちの自分の世界を想像しました。

同じ時期、同じ場所で同じ価値観を持つ二人のミニマムについての考え方が比較できるのはなかなかおもしろい。

セットで読むことをおすすめしますぞ。