本と映画とぼっち飯

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GONIN サーガ

GONINサーガ

公開 2015年
制作 日本
時間 129分
監督 石井隆
出演 東出昌大桐谷健太土屋アンナ柄本佑竹中直人
ストーリー ★★☆☆☆
バイオレンス ★★★☆☆
I♥根津甚八 ★★★★★

 

1995年。多額の借金を抱えた万代をはじめとする5人組が、指定暴力団五誠会系大越組を襲撃して現金強奪に成功する。だが、大越組がヒットマンを放ったことにより事件は激化。関与する者たちは命を落とし、大越組も解散した。2014年。五誠会は3代目・誠司(安藤政信)に引き入れられて勢力を拡大。そんな中、大越組幹部を父に持つ久松(東出昌大)と大輔(桐谷健太)、五誠会に囲われている麻美(土屋アンナ)、19年前の事件を調査しているルポライターの森澤(柄本佑)が出会ったことにより……。 

シネマトゥデイ

めっちゃ期待してたんだけど!めっちゃ期待し…t…アレ?

遡ること24年前、超豪華な濃い~濃い~キャストで実現した伝説的バイオレンス映画がありましたとさ。その名は「GONIN」。


GONIN(予告)

 

当時20歳前後のボクはなけなしのバイト代を持って映画館にワクテカでいったのよ。
今でこそ意表をついたキャスティングによるインパクトを狙った作品は当たり前だが、当時としてはこの組み合わせはかーなーり熱かった!

とにかく男くさい作品で、その熱量が半端無くってバイオレンス描写も超クール。

今でも描写を克明に思い出せるトラウマレベルの強烈な印象をいただきましたやね。

椎名桔平の拷問シーンとか…竹中直人の家族惨殺とか…ビートたけし木村一八の無表情で過剰に撃ちまくる殺し屋コンビとか…

そんな伝説の作品がなんと19年の月日を経て続編が作られたというじゃーないか!

前作公開後に「GONIN2」という女性版が作られはしたんだが、今回は初代登場人物の子供たちを軸においたある意味正当な続編。

「GONIN2」でもあったが、前作の演者が役を変えてちょい出演するというニヤリとする演出があったんだけど、今回は正統派続編ってこともあり同一キャラクターでの続投もあるよ。

まずは前作でブチ切れサラリーマン役の竹中直人が今回は冷酷なヒットマンに。
もう石井作品の常連で企画・制作にも関わっているのでハマりまくり。

そして引退していた根津甚八が今作限りのカムバック!これだけでも見る価値ありってもんよ。

残念ながらこの作品が遺作となってしまった。ご冥福をお祈り致します。

時代の移り変わりなのか、あの時の熱量も今は昔…

もう期待値上がりっぱなしだったんだけど、見てみると…アレっ!?こんな感じだったっけ?

確かに石井ワールドっつのは間違いないんだけど、なんかバイオレンスさが減塩というか、当時ほどの衝撃がないというか… GONINは主人公達が徐々に追いつめられ処理される様が半端ない緊張を産むんだけど、当人たち結構余裕じゃね?

あとなかなか死なないwww

前作の登場人物の最期はどれも壮絶で、一人また一人と退場していくプロセスがクライマックスへ向けて一気に登り詰めるってのが最高にドキドキなのに、どういうわけか皆ピンチをすり抜けるw…最期まで死なないwww

なんか最期にまとめて終わらしちゃえ感があって、ちょっと興ざめしてしまった…

不平等はなくしましょう的な?みんなでゴールしましょう的な?…ゆとり教育ですか?

役者陣はほんと申し分ない。テリー伊藤以外…

やくざの息子というには優等生感が否めない東出昌大

なにやってもイケメンすぐる桐谷健太

いまだにどちらが兄か判別できない榎本佑

同年代って本当?って感じの大阪のおばちゃん臭がする土屋アンナ

クセのある役やらせたら最高のポテンシャル発揮する竹中直人

そして、もうちょっと他に誰かいなかったの?テリー伊東

ディスってるようだけど褒めてるよ。全員好き。テリー伊藤以外。

テリー伊藤お前はダメだ。

なんでだろう?ラスボスなのに。ストーリー上、めっちゃ重要なのになぜにテリー伊藤

ひとつの時代が終わったんだなぁ…と勝手に解釈

GONINは当時の時代的にも本当になんでもできた、やろうとしていたんだなぁと思う気概のある作品。

あれだけの血の通った役者陣であのバイオレントな描写は今では色々と無理なんだろうな。

それでも正式な続編が作られたのは本当に嬉しい。

 


『GONIN サーガ』本予告編

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